仕事

NYで学んだブランディングについて

どうも。6月中旬から7月中旬までNYに滞在しておりました。

日本に帰国し喉の病院に行ったらポリープが予想より大きく、昨日手術しました。入院に際し「現在服用しているお薬ありますか?」と聞かれたのですが、「禿げに効く薬とサプリ飲んでます」と恥ずかしくて答えられず、本心では薄毛を恥じている事を発見したカツオ、42歳の夏。数日間発声禁止ですが、今後とも皆さま何卒よろしくお願いします。

さて、NY滞在中に僕が見た超狭い分野ですが、現地のD2Cやサブスクについての見解も興味がある方がいらっしゃったので共有いたします。

(ここで言うD2C=顧客へ直販、サブスク=定期購入(継続課金)でお願いします)

【サブスク】という事に関して言えば、きっとアメリカの方が進んでいて、それが逆に何かを試したり始めたりするときに「これって気がつかず、ずっと課金されるやつなんでは??」というネガティブな障壁が高い気がしました。

ただ、マンハッタンの至る所にEquinox(高級ジム https://www.equinox.com/)、Soul-cycle (音楽に合わせて自転車漕ぐやつ https://www.soul-cycle.com/) をはじめ健康に関するサブスクビジネスが盛況のようで、そこはカルチャーなのか、皆さんお金をかけていると思われます。

僕は今回、それらは体験してませんが(あ、瞑想スタジオと化粧品のサブスクは体験しました)、サブスクを利用して、今回これが一番の勉強になったのですが、ブランディングというか、ユーザーとの繋がり方がメタクソ上手いので、そこを書きたいと思います。

品質がどれを取ってもそれなりに担保されている日本は、おもてなし(お客様に奉仕し)で満足度をアップさせる力はあると思いますが、人種もカルチャーも品質もバラツキがあるためか、アメリカはお客様の満足度を【心理学】をかなり利用して高めていると思いました。

これは、

●日本は「従業員<お客さま」の主従関係が明らかにありますが、

●アメリカは「従業員=お客様」で俺ら平等だよねという基本スタンスの上で、「サービス」

があるからかもしれません。

ですので、日本では感じた事ないような親近感をスタッフにも感じることも多いのです。友達みたいなもんだよね、俺ら。みたいな。これ本当すごい事よ。

まぁ、逆にマジで腹たつスタッフとかいるのですが笑、それは僕の根底に「客に向かってその態度なんだ?」という意識があるからかもですが。いや、なくてもムカつく奴いたな。

まぁそれはさておき。

いくつか僕が感心した、うまい繋がり例を記載します。

【化粧品通販にて】ネット上でサービスを解約するときに「貴方とお別れするのはとても悲しいです。いつでも戻ってきてね。」なんて担当者名で出るんです!僕に罪悪感出たからね。

→日本だと「今解約すると、もう割引を受けられません。それでも解約しますか?」ですからね。脅しかよ笑 みたいな。まぁこれも大変効きますが。

【カフェにて】Wi-Fiを繋ぐための画面で「お互いのことをよく知るために名前と誕生日を教えてくれない?」と出て、同意ボタンを押す仕様になっていて、なんか分からんけどワクワクする。

→日本だと「ユーザー登録をするので、お名前とメールアドレスをご記入ください。この情報は1年間保存されます。」ですからね。すみません、毎回デタラメ記入してます。

【瞑想スタジオにて】ブランド名(=この場合はスタジオ名)とのタッチポイントがこれでもか!ってほど多い。もはや笑っちゃうレベル。トイレのスリッパ、マグカップ、座るクッションにまでブランド名。もちろん、ブランド名記載のTシャツ、帽子も売ってて、なぜか欲しくなる笑

後々わかったのですが、心理学的に接触回数が多いほど、人は対象物に好意を示すというデータがある。

まだまだあるのですが書くの面倒になってきたのでここらへんで笑。

あ、あと通販に関して言えば、Unpacking Experience (開封するときの体験)というのですが、梱包箱にもこだわりありますね。ここは当社もすぐ真似しました。

というわけで、商品名、ブランド名、接客、広告全て含め感情にしっかり訴えかけてくる設計になっていて、ポップなブランディングが超絶うまくて恐れ入りました、というお話でした。個人的には大好きになっちゃうコト、モノばかりでした。

当社も即導入できることも多く、今回の学びをソッコーで導入しNYで消費した多額な費用は絶対に取り戻す覚悟でございます。

ちなみに、ヨーロッパの高級品のような伝統や技術を展開するブランディングはアメリカは不得手のようです。

ただ日本人はどちらかというと、伝統や技術に価値を感じるカルチャーがあるので、アメリカのお茶目なブランディングとうまくハイブッドさせていきたいですね。

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