インドを楽しむ条件


8月23日

早く起きて宿を移動する。

チェックインまでやることがないので

数人の欧米人がご飯を食べていたカフェに入り

通りに面した椅子に座りチャイを頼む。

 

すると、

もうこれ以上汚れる所がないくらいの

服を着た裸足の男の子が僕の前に止まった。

 

男の子は僕の組んだ足をチョンチョンっと触り、

ご飯を食べるジェスチャーをする。

旅人なら頻繁に出くわすであろう、よくある光景だ。

 

きっと5歳くらいだろうか。

キラキラした目をしているが

口はカサカサに乾いていて、

体全体から、餓えが滲み出ている。

 

僕は財布から10ルピーを出して、渡すと

普通、5歳の子がしないような愛想笑いを

僕にふりまいた。

 

これを見ていたのか、数十秒後、今度は同じように

とても貧しいそうな身なりをした女の子が僕のところにくる。

3歳ぐらい。可愛い女の子だ。

この子は、シャイなようで、僕の顔をじっと見ているだけで、

ご飯を食べるジェスチャーが出来ない。

 

本当はさっきの男の子のように、

手を口に持っていく動作を2,3回繰り返したいんだろうけど、

モジモジしている。

 

僕も小さい頃はすごくシャイな性格だったから

彼女のことが手に取るように分かる。

 

「ジェスチャーはやらなくて、いいんだよ。」

 

僕はまた10ルピーをあげる。

 

ご褒美をもらった時のような素直な笑顔をして

僕の前から去っていく。

 

やっぱり小さい子の物乞いは、

何故か、見ると胸が締め付けられる。

これくらいの子供がお腹空かせるって

どれだけキツイんだろうって。

大人の僕ですらキツイのに。

 

そんな子供たちの事を考えていると

後ろに座っていたフランス人が僕のところに来て言う。

 

「さっきから何でお金バラまいてんだ?

あの子たちは、君がお金をくれる人だと思って

次々に友達を連れて来るぞ。

しまいには宿までついてきてモノまで取られるぞ。

君のためだ。お金をあげるのはやめたほうがいい!」

 

確かにそうかもしれない。

でも僕はあんな格好の子供たちから物乞いされて

追い払うような真似や見て見ぬ振りをするのも辛い。

 

ただ、、、

10ルピーあげたところで子供たちの生活は

変わらないことぐらい知っている。

10ルピーではロクなものも食べられないことも知っている。

 

じゃあ、なぜあげるのか?

 

当然、可哀想という気持ちが一番にあるが、

物乞いの子供、全員にあげているわけでもない。

 

なんなんだ?

 

自分を客観的に観察してみる。

 

どうしてもこればっかりは、

こちらの気分次第なのは確かだ。。。

 

つまり、僕は10ルピーで自分の薄っぺらく、

気まぐれな偽善を手軽に満足させているにすぎないのだ。

 

毎日、1日はアっという間に過ぎる。

だけど旅中に起こる小さな出来事は

不思議と何日も心にこびり付く。

 

そういう自分への刺激というか新たな発見が

旅の良さなのかもしれません。

 

まぁこれも旅終盤で気がついちゃうなんて

今更感、抜群なんですけどね(笑)

 

 

では今日の日記いきまーす。(短め!)

 

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旅流しのキッカケとなった記事はこちらから散歩のプロローグ

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このブログを書いている25日。

インドに入って早くも一週間が経った。

 

そんな日数じゃインドは「圧倒的に足りない」

とアニキ!が言っていた意味が身にしみて分かる。

 

毎日特にやることはない。

むしろ早くインドから抜けたいと思っているのに

早く抜けるにも、日にちが足りない。

 

唯一ゆっくり滞在して良いと言われたバラナシに着いて

その気持ちは更に増す。

 

ここは、僕が訪れたデリー、アーグラより

更に汚い!

 っていうか、

圧倒的に汚い!!

 

 

道にはゴミとウンコしかない!

 

しかもウンコに関して言えば、

バラナシにいる全ての生き物はお腹を壊しているので

見かけるブツは殆どリキッド状。

 

前からバイクや自転車が走ってきたら

僕とバイクの距離、更にその間にある

リキッド状ブツの数と場所を、瞬時に確認&計算。

そしてブツが、バイクにひかれてハネる距離を予測して

歩くペースと位置を決めなくてはいけないのです。

 

街を歩くだけで、話しかけてくる人、

クラクションを鳴らす乗り物、

牛、野良犬、ウンコ。

これら全てに注意を払わないといけないのです。

 

それがインドのバラナシ!

 

 

ただ何でしょう・・・。

 

多分、インドに行かれた事がない方が

このブログを読みますと、

 

「インドってクソ汚いんだな!衛生管理やばいな!

そんな場所によくいれるな!」

 

と思ってしまうと思うんですね。

 

僕も全く同じことを数日前まで、いや2日くらい前まで

思っていました。

 

というか、なんなら、まさにこのブログを書いている今、

ネズミが前を通りすぎて物影からチューチュー音が聞こえて

大変気味悪いです。

こういうのがあると瞬間的には帰国したくなるんです。

 

だけどですね。

不思議なものです。

そんな汚い街も数日いると人間て慣れてくるんですね。

 

下記、バラナシについてから僕です。

 

1日目 バラナシの汚さに最高に萎える。

 

2日目 ブツを踏んでしまい本気で嫌気が差す。

 

3日目 ブツを踏まないよう下を向いて歩くも、やはり踏む。

 

4日目 ブツを踏んでも気にならなくなる(笑)。

 

ブツに慣れるのに4日でした。

 

もちろん、わざわざ踏みには行きませんけどね!

 

でも散らばってるので完全なる避難は無理なんですね。

 

ですので今の僕は

 

「皮膚に付かなきゃいい!!」

 

まで完全にハードル下がっていますから。

 

というか、今思い出したのですが、

昔、僕みたいなモノでも、合コンなるもので

王様ゲームとかをやらせて頂いた夢の様な時代がありまして(笑)。

 

その時に、まぁ、エロな命令が出るじゃないですか?

というかエロな命令ばかりなんですけど。

 

で、「◯番が□番のおっぱいを触る!!」

 

というのも出題されまして。

 

で、あの時って

 

「服の上からか、生ちちか」で議論になりますよね。

 

あれも、やはり境目は

 

“皮膚に触れるか、触れないか”

 

ですよね。

 

ダイレクト or  ワンクッション。

 

みたいな。

 

とまぁかなり脱線しましたが、

つまり、僕が言いたいのは、

あんな汚いと思っていたブツでも4日も見続けていれば

服の上からならソフトなタッチまでは許せるようになった。

 

という話です(笑)

 

つまり、僕のようなどんな不細工な男でも

4日間くらい自分を相手に見せ続ければ、

服の上からくらいならOK出るんじゃないかな?

という話でもあります。

 

すみません。

こんなネタだらけの町にいるのに、

しょーもない事書いて!!!

 

きゃーーーーっっ

 

折角ここ二日間くらい調子良かったのに!!

 

 

あ、あと1つ実話。

ガイドブックに書いてありました。

 

「インドの旅を楽しむにはどれくらい

ウンコと仲良しになれるかがポイントだ。」

 

って。

 

ふざけたガイドブックだな、って

読んだ時思いましたけど、これ正解です。

 

 

インド出国まであと数日!!

どーしよ!!帰国が見えてきた!!!

早くインド抜けたかったはずなのに。

早く日本へ帰りたかったはずなのに。

なんなんでしょう!?このなんとも言えない気持ちは!!??

 

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インドを楽しむ条件” への17件のコメント

  1. かつおさんがうんこの海の中で、最も自由な、ワンピースを見つける事を祈ってます。

  2. え!インドが最後の国なんでしたっけ??
    あと半年くらいインドにいて欲しいです。

  3. インド楽しそうだね!
    ジャニーズの北山?がインド横断の旅をテレビで
    やってたのみたが、それよりストイックな旅をする36才のかつおちゃんは素晴らしい(笑)
    病気にならないことをお祈り申し上げます。

  4. リアルあと3日って…
    残念だ、インド人と親しくなって家にお邪魔するくらいになりたかったけど……とくに田舎が良い
    すごい宝物を逃がすかもよ
    コルカタから一回バングラディシュに抜け、再入国はどう?
    再入国2ヶ月ルールも解除されたから

  5. 物乞いの子達に、私はえんぴつと飴をあげました。
    でも、えんぴつはかじった後、ぽーいって捨てられました。
    ストリートチルドレンは、『今』この時点で欲しいのは、えんぴつなんかじゃないんですよね!
    食べ物食べたいんだよ!!!
    勉強なんか二の次だよ!
    まずは基本的欲求を満たしたいんだよ!

    お金や食べ物をあげる事でその子達の何かが変わるとは、思えない。(楽して生きれるって思われてたら嫌だけど)

    でも、『今』、私が食べ物をあげない事で何が変わるんだろうって考えます。
    だって、インドが変わらない限り、その子達はその生き方しかないんじゃないの?

    世界中の子ども達が、幸せを感じられますよーに。

    神様の答えは何だろっていつも考えます。

  6. インド行ったあとのネパールが凄く感動するのに…
    となりの国でここまで違うのかって感じで。

  7. 初一人旅で僕もよく小銭渡してたな〜。
    どうせ小銭なんて使わないし、この子達にあげたら何十倍も価値があるしと思っていた。
    でもある日、
    現地の人に言われたんです。
    「物乞いする子供たちの裏には必ず大人がいるんだよ。その子供たちの殆どが孤児。子供だったら物乞いしやすいし、それを利用する大人が現れる」
    つまり、観光客が悪の産業をうんでるキッカケになってるって事です。

    旅人や観光客は、外来種なんです。
    琵琶湖のブラックバスの様なもの。元あった生態系を壊すが、釣り人には喜ばれる。
    ブラックバスは、釣られまいと学習し増殖する。
    釣り人も、釣ろうと色々仕掛け増えていく。

    人口爆発がもたらす貧困、環境破壊。私達に関係ないとは言えない。
    ツヨシ様の専門分野ですね!

    インドって色々詰まってますね〜!

    あと、カツオ様も路地でう○こしてみてはいかがでしょう?
    現地に溶け込めるし、そんぐらいの目線がいい発見があると思うなり〜。
    なりなりなりなり〜。

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