パレスチナ人を隔ている壁1


6月8日

今日は水谷さんと待ち合わせて

テルアビブから車で1時間半のパレスチナ自治区に

連れて行ってもらうことになった。

 

イスラエルでパレスチナ自治区をサポートすべく

11年も働いていた水谷さんは、

パレスチナ人の多くの方と深い関係を持っているだけでなく、

イスラエルとパレスチナの問題にも精通している。

 

事実、パレスチナ人が

「水谷さんはパレスチナ人よりパレスチナ問題に詳しい」

と言うぐらいである。

 

正直、イスラエルとパレスチナの問題は

宗教、政治、土地、諸外国の問題など、

いろーーーんな事が絡んでいて、

1つのブログで表現したり説明することは出来ない。

 

今日のブログは

息抜きにならないと思いますが、

日本にいたり、旅していても中々経験出来ない

体験だったので、政治や宗教問題を抜きにして

僕なりの意見をシェア出来ればと思います。

 

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水谷さんが連れて行ってくれた場所はJenin県の奥深く、

Meithaluneというパレスチナ自治区Aゾーンで、

人口は1万人程度。

 

パレスチナ自治区といわれると

「???」

となっていた僕だけど、

 

簡単に言うと、イスラエルの国内には

パレスチナ人が住む違う国があるんだよね。

ただ違う国と言えども、イスラエルに実質

管理(支配)されていて

A,B,Cゾーンと区分けされている。

 

Aゾーンはイスラエルの力が殆ど及ばないらしいが

BとCは自治権などはイスラエル側にあるらしい。

植民地みたいな感じだろう。

 

間違ってたらすみません。まぁなんとなーく、

僕が理解しているパレスチナ自治区と

イスラエルについて書きます。

恥ずかしながら僕自身も全然知らなかったもので。。

 

先日も書いたようにイスラエルは最近できた国。

19世紀はオスマン帝国と呼ばれていた。

そこにはアラブ人(パレスチナ人)、ユダヤ人、キリスト教の人が

住んでいたが第一次世界大戦後、オスマン帝国が消滅すると

統治権はイギリスに渡る。

 

それでイギリスはアラブ人もユダヤ人も

新国家樹立目指して頑張ってよ。

となるわけですが、これが問題を引き起こす。

 

国を持たず長年迫害され続け、自分の帰る場所がなかった

ユダヤ人はここぞとばかりに今のイスラエルに集まってくる。

なんなら元々ここはユダヤ人の場所だったし!と言う。

さらに莫大な資産をもってパレスチナ人の土地も買い上げ

どんどん自分たちの土地を広げていってしまう。

なんなら力技も使いなが追い出していく。

 

で、アラブ人は慌てるわけです。

「おいおい待てよ!」と。

 

でアラブ人とイスラエル人が戦争する。

イスラエルが勝ちまくり

取られ取り返しが続くが、イスラエル優勢。

結局ヨーロッパをはじめ、世論はずっと痛い目に合わせていた

ユダヤ人の肩を持って人数的にも圧倒的に少なかった

ユダヤ人に多くの土地を与え、イスラエルを国家として認めてしまう。

 

でも、そのイスラエルの中にもちゃんと、

アラブ人は自分たちの土地を死守していたところがある。

 

それがパレスチナ自治区

(自治区というから分かりにくいけど国と考えてもらったらいいかと。ただ世界が認めてないけど)

 

日本人には分かりにくいけど、

東京の杉並区と江戸川区は違う国みたいな感じです。

 

そして、その国内に有る違う国は

軍事力、資金力が圧倒的に上のイスラエルに

ガッツリ管理されていて、何なら塀に囲まれていて

その国の人は好きに隣の町などに行き来も出来ないし、

不審な動きをしていると逮捕されちゃう。

 

なんなら、その自分の住んでいるパレスチナ自治区に

どんどんイスラエル人移植者が引っ越してくる。

強引に家を取られちゃう人もいる。

 

これは国際法上、違法だけど

イスラエルは辞めてくれない。

そんな流れだと思う。。

 

こんなキツイことをされているのに

残念ながら日本人もそうだけど、アメリカのニュースや

マスコミはユダヤ人の影響力が大きいのでイメージはコントロールされていて

アメリカ人や日本人にとって、イスラエル人(ユダヤ人)への好感度は高く

パレスチナ人のイメージは非常に悪い。

Wikipediaによると、パレスチナはイラン、北朝鮮の次にのイメージが悪い。

 

が、僕が出会った旅人は違う。

パレスチナ人に同情的である。

 

それは、皆パレスチナ自治区を、

その目で見ているからだろう。

 

関心をちょっと持てばそうなるのが当然だ。

僕は、パレスチナ自治区を訪れる前に

他の旅人と話すと結構、討論になった。

 

僕の意見は(まぁパレスチナ自治区に行った後でも

あまり変わっていないのだが、、、)

 

紛争状態、占領下において、(←これ重要)

イスラエルがパレスチナにやっていることは

残念ながら定石だと思う。

 

国際上、違法だろうがなんだろうが、

支配したい他国を管理し、自由をガッツリ制限し、

あやしいやつは理由もなく片っ端から逮捕し尋問。

そして、自国がほしいもの(この場合は土地)を奪う。

僕みたいなバカでも、そうするだろう。

 

ユダヤ人はこういうことを

めちゃめちゃ巧妙にやるらしい。

 

まずは、既成事実をつくる。

パレスチナ自治区に移住し、工場や

新たな仕事を作り出し、パレスチナ人を雇い、

彼らの生活にとって掛け替えの無い存在になる。

 

実は、ユダヤ人の移植者を歓迎する

パレスチナ人までいるらしい。

 

そこまで依存度を高める。

 

こういうことは、現地に住んでいる人に聞かないと分からない。

 

遠くの親戚より近くの敵なのだ。

 

当然、親戚や友達が殺されていて、

自身も不当な扱いを受け、

いいイメージを持っていない人が大半だろうが

実は、個人レベルでは、お互いをそんなに

嫌っていないことも知った(特に若い人)。

 

住んでいる地域(ゾーン)にもよるだろうけど。。

 

パレスチナ自治区を観光すると、

多くの人は隔たれた壁や、

セキュリティチェックの厳しさに閉口し、心を痛める。

(パレスチナ人は自治区に入ることは出来ても

殆ど、その壁の外へ出ることが出来ない。

特別な許可が必要だし、とにかく面倒なのだ)

 

色んな人のブログにもその不当加減と

イスラエル側の態度の悪さには

辟易すると皆述べている。

今となっては僕も同感だ。

 

が、その隔たれた壁を見て、

パレスチナ人への執拗なチェックを見て、

閉塞感のある町並みを見て、

殺傷機能が抜群のマシンガンを抱える軍人を見て

 

心を痛めたり、恐れることは無い。

 

先程も書いたように、この両国は緊張状態にあるので、

これはもう仕方が無いのである。

 

僕が一番、恐れていること。

 

それは、僕らが

 

 

パレスチナ人へ悪いイメージを抱いていしまうこと。

 

 

先程も書いたように残念ながら

日本にいた僕がそうだったように

パレスチナ人ってテロもするし狂気じみていて怖そう。

なんて思っている人も多いかもしれない。

 

 

実は、目に見える、隔たれた壁 

ってのは大した問題じゃない。

 

 

いや問題なんだけど、そんな物理的なものは壊しやすい。

 

 

それよりも大きな問題。

 

 

それは、眼に見えないもの。

 

 

パレスチナ人への先入観、それによる差別、偏見。

 

 

これはなかなか壊しにくい。

 

 

そして、それよりも、もっと怖いもの。

 

それが

 

 

 

無関心

 

 

 

愛の反対語は憎悪ではなく無関心

と言うように、

これが一番いけない。

 

国際社会の今、遠い国のお話じゃない。

先日も書いたが、今後グローバル化は更に加速され

国境は薄れ、世界がどんどん身近になっていく。

自分がパレスチナ人の親戚になることだって全然あり得る。

他国のお話だったのが気がついたら自分の生活に

関わってくることもある。

日本の震災が他国の原発問題にも関わってきたりとか。

 

だから、僕のブログで1人でも多くの人が

パレスチナ人の事を知ってもらい

少しでも身近に感じて貰いたい。

関心をもってもらいたいです。

 

確かに僕らに出来る事って殆ど無いかもしれない。

だけど僕らの身近な人が悲しい目にあってる事を知り

気にかけているだけでも、

本当のことを知ってあげるだけでも、

無関心でいられるより数百倍相手は救われる。

 

なんか旅人ブログってこういう事実を

伝える役割もありそうだね!!

最近の僕、ちょっと真面目になった気がする!!!(笑)

35歳にしていよいよ成長か?

 

やっぱり人と会うの、僕にあってるのかも、、、

 

 

あー本当は今日まとめようとしたのに、

最後熱くなってしまった。

 

長くなってしまったので今日はこの辺で。

というか、今からトルコ向かいます(6月10日イン)

 

明日は、なかなかお邪魔できない

パレスチナ人の中流家庭の生活をご紹介します。

写真がないので少しだけ。パレスチナ人の家族。

明日は写真多めです。

パレスチナ8
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パレスチナ人を隔ている壁1」への26件のフィードバック

  1. 世界平和のためにクリックを求めるなんて・・・。声も出ないほどにスケールのデカいブログですね。
    でも、本当に無知無関心は罪って言いますし。と言っても、僕も同じ穴のブラザーじゃなく、ムジナです。体に気を付けて頑張ってくださいね!

    • ひろ  世界平和をクリックに使ってごめん(笑) どーよ、日本酒の方?

  2. カツオさん初めまして 。ヘコヘコ。
    今日の記事 まるで池上カツオッす!NHK みたいッす!ヘコヘコ。しかし自分NHKの受信料払いたくないッす!関係ない事すみません。
    カツオさんに質問です。竜馬は『世界は思想でまわってるんじゃない。世界は経済でまわってるんだ』とありました。司馬遼太郎がいってるのかも

    • またにかってに送信になる。すみません。さっきの続きです。カツオさんは世界回ってどう思いますか?21世紀でも変わりませんか?ヘコヘコ

      トルコ、デモ、気をつけて下さい。あとNHK 引き落とし、どうにかなりませんか? また余計な事すみません。ヘコヘコ

    • 満貫さん ヘコヘコじゃないよ!!(笑) うけるし!! 戻ってきてくれて嬉しいですw  NHKの件テレビ捨てるしかないんじゃないですかね? あと地球は自転してるんですよー。

      • 池上カツオ 2飜
        無関心 3飜
        平和クリック 1飜
        ヘコヘコ 1飜
        テレビ壊す 1飜
        地球は自転車 2飜

        カツオちゃんデカイ手だけど、戻ってきたってのは罰符だね♪

        しかしさすがに自分の嫁がアレだとキレるよね♪
        油断しちゃダメだよ♪

  3. なんだかね、すっごく読みにくかったよ文章が。
    もう少し冷まして書いた方がいいかも。
    トルコ気をつけていってらっしゃい☆

    • noraさん ね!!僕もよみづらかったです!!気をつけます!!ありがとうございます!!

    • くろさきさん いやーーーブログ拝見しました!!うわーーーめっちゃ嬉しいです!(笑) 僕もまた頑張らないと。。ほんとうに本当に有難うございます!!!

  4. ユダヤ人がどうやって移住とか仕事を作り出す…所がよくわからなかったす。

    マン…何とかさんはヘコヘコしててもお熱い方ねw

  5. ユダヤとアラブとパレスチナとイスラエルの単語がごっちゃになって、どれがどれ?!って納得するのに時間かかりましたけど、めっちゃ勉強になりました!
    仲良くすればいいのにー。

    • みづきちゃん なんかね、神様も違うし、なかなか分かり合えないっぽいよ!!

  6. 世界情勢も経済もその他諸々も無知の極みで、英語だろうが日本語だろうがニュースはちんぷんかんぷんなわたしですが、カツオさんの説明で何やらわかったような気になりました。 今度パレスチナが出た時には今日カツオさんのブログで教わった事を思い出して気をつけてみます( ´ ▽ ` )ノ
    あと、その世界に嫌われているというイランと北朝鮮も、一般市民がメディアを通して受けているイメージは多かれ少なかれ誰かに意図的にコントロールされているということなんでしょうけど、実際のところはどうなんでしょうね。 9・11のテロ事件もケネディ大統領の暗殺も本当の仕掛け人はアメリカ政府(CIA?)だとかいうドキュメンタリーも出てるくらいですし。 って的外れだったらゴメンなさい!

    とりあえず、身の安全にはくれぐれもご注意くださいね!!

    • ゆみぽのさん イランってめっちゃめちゃ人が良いらしいよ!本当に行った旅人全員、最高だったって言う。人がとにかく優しくて最高なんだって。本当俺もイメージ悪かったから驚いているけど、いつか行ってみたい国です!!

  7. はじめまして!初コメです。
    私も今世界一周してます。
    イスラエルに関してはどんなブログを何回読んでも理解できませんでした。
    そして、今回もやっぱりダメでした。
    なので、イスラエル行きます。
    自分の目で見て、自分で感じて、そして学びたいと思います。

    • ゆみさん ぜひぜひ行って感じて下さい!イスラエルは見たり読んだりするより行くのが一番です!でも陸路アウトをおすすめします!

  8. こんばんは!
    パレスチナの話、りりーさんにしてもかつおさんにしても、よく表現出来ていて凄いなぁって思います。
    最近ブログを始めて、「言葉で表現するのって意外と難しいなぁ!」って感じている所です。
    お二人のおかげでパレスチナへの興味が沸きました!

    • MIYUKIさん  本当に言葉で表現するの難しいですよね。。特にこういう問題は。。ニュースとかでたまに出たら気を向けてみてください!パレスチナ人いい人多いんで!

  9. はじめまして。今このブログを初めて読みました。
    実は今月からドバイへ語学留学をしておりクラスメートの全員の国をWikiで調べていたところでした。パレスチナ人の男性がクラスメートにいるので調べていたところ、このブログを見つけました。正直パレスチナ問題って全然知らなかったし、ニュースでやってるな~ぐらいの感覚でした。が、Wikiやこのブログを読んで興味と言ったら変ですが、かなりパレスチナの事を知りたくなりました。クラスメートにあなたの国に興味がありますと言ってよいのか分からず、まだ話しておりませんが、ドバイにいる間に行ってみたいかも!?とまで思っている次第です。今後もパレスチナ情報があれば是非教えて頂きたくメールをしました。どうぞ宜しくお願い致します。

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